2.アメリカンポップス黄金時代 1950年後期~1960年代初期
- ブリル・ビルディング・サウンド(Brill Building Sound)
- ウォール・オブ・サウンド(Wall Of Sound)
- レッキング・クルー(The Wrecking Crew)
- モータウン・レコード(Motown Records)
- モータウン・サウンド(Motown Sound)
2.アメリカンポップス黄金時代 1950年後期~1960年代初期
C.レッキング・クルー(The Wrecking Crew) |
フィル・スペクターは、自身の頭の中にある音「ウォール・オブ・サウンド(Wall Of Sound)」を実現するために、フィレス・レコードを立ち上げた際、優秀なエンジニア、プロデューサーを引き抜き、優秀なプレイヤーをかき集めました。
演奏家集団は、のちに自らを「レッキング・クルー(The Wrecking Crew)」と呼ぶようになります。(命名はドラマーのハル・ブレイン)
彼らは、すでにジャズやクラッシックで活動しており、とても多才でした。
フィル・スペクターのレコーディングは同じフレーズを、彼のなかのイメージしている音と一致するまで30〜40テイクと繰り返させる、という今の時代から比べても過酷なものであり、なおかつおおざっぱなスコアで、細かい演奏はプレイヤーのアイディアを要求するものでした。
プレイヤー泣かせなプロデューサーではありましたが、レッキング・クルー(The Wrecking Crew)には、それをおもしろがり、対応できる才能もありました。
こうして、彼らはスペクターの時代が終わった後の音楽シーンにも、欠かせない人材になっていきます。
(彼らは、モータウン・レコードの多くのレコーディングにも、名前を伏せて参加していたことが近年話題になりましたが、それだけ評価されていた、ということでしょう。)
指揮者/アレンジャー (conductor/arranger) |
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![]() Jack Nitzsche |
エンジニア (Engineer) |
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![]() Larry Levine |
ギター (guitar) |
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![]() Glen Campbell ![]() Tommy Tedesco |
サックス (saxophone) |
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![]() Jay Migliori & Steve Douglas |
トランペット (trumpet) |
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![]() Ollie Mitchell & Roy Caton |
トロンボーン (trombone) |
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![]() Dick”Slide”Hyde |
キーボード (keyboard) |
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![]() Leon Russell ![]() Larry Knechtel |
ベース (bass guitar) |
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![]() Carol Kaye and Bill Pitman |
ドラム (drum) |
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![]() Hal Blaine |
パーカッション (percussion) |
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![]() Sonny Bono |
ハーモニカ (harmonica) |
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![]() Tommy Morgan |
バックボーカル (backing vocal) |
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![]() Ron Hicklin & John Bahler ![]() Tom Bahler & Jackie Ward & Sally Stevens |
>>2-D.モータウン・レコード(Motown Records)
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2.アメリカンポップス黄金時代 1950年後期~1960年代初期
- ブリル・ビルディング・サウンド(Brill Building Sound)
- ウォール・オブ・サウンド(Wall Of Sound)
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- モータウン・レコード(Motown Records)
- モータウン・サウンド(Motown Sound)