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♣フリートウッド・マック（Fleetwood Mac）ヒストリー♣
フリートウッド・マック（Fleetwood Mac）は60年代はブルースロックとして活躍しながらも、70年代半ばにはポップ路線に変更して大成功を納めたバンド。
頻繁にフロントマンのチェンジを繰り返しながらも、異なるスタイルによって、２度にわたってバンドとしての頂点を究めたという珍しいグループ。
1967年、ピーター・グリーンとミック・フリートウッド、ジョン・マクヴィーを中心に結成され、翌年、アルバム『Peter Green’s Fleetwood Mac』でデビュー。
当時のバンド名はピーター・グリーンズ・フリートウッド・マック。
初代のメンバーは
ピーター・グリーン（ギター）、ミック・フリートウッド（ドラム）、ジョン・マクヴィー（ベース）、ジェレミー・スペンサー（ギター）。少し後にダニー・カーワン（ギター）。
当時イギリスで勃興していたブルースロックのブームに乗って1968年『Mr. Wonderful 』1969年『English Rose』『Then Play On 』などを発表。『ブラック・マジック・ウーマン』などの名曲を生み出し成功を収める。
1970年 ピーター・グリーンが薬物中毒で脱退、その後ジェレミー・スペンサーが新興宗教に傾倒し失踪したため新しいフロントマンとして、ボブ・ウェルチ（ギター）加入。
セッション・ミュージシャンとして参加していたクリスティン・パーフェクト（ＶＯ）も正式メンバーに。
バンド名をフリートウッド・マックと改める。
ジャズロック的アプローチをとり、3枚のアルバムを発表するが、今ひとつの状況が続き、1974年にボブ・ウェルチが脱退。
1975年 新しいフロントマンとして、リンジー・バッキンガム、スティービー・ニックス（バッキンガム・ニックス）をむかえアルバム『ファンタスティック・マック』発表。全米1位。
1977年 アルバム『噂-Rumours 』発表 全米1位。
シングルカットされた『ドント・ストップ』、『ドリームス』などの大ヒットとともに、アルバムは1000万枚といわれる史上空前のセールスを記録。
1979年には２枚組みの大作『牙 Tusk』を発表するがメンバーの興味は各自のソロ活動に移っており、相次いで脱退したことにより活動を停止する。
1992年の「ドント・ストップ」が大統領選挙のキャンペーンソングに使用されたことがきっかけで黄金時代のメンバーで再編ライヴが行なわれ、その後も何度かのライブを経て2003年 復活作を発表、話題となった。
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