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♣エムシー・ファイブ(MC5)ヒストリー♣
米国デトロイト出身のロック・バンド。
ストゥージズとともにパンクの原点として語られる伝説的存在。
強烈なロックンロール・バンドであるが、フリー・ジャズの影響を受けているのが特徴。
当時のベトナム反戦運動や公民権運動と呼応しながら、過激な政治主張とガレージ・ロック、そして前衛的音楽の要素を融合させた独自のサウンドを生み出した。これはマネージャー ジョン・シンクレア(カウンター・カルチャーの思想家)の影響が大きい。
ただし、商業的成功には恵まれず、バンド活動も短命に終わる。
1965年に結成。
メンバーは、ロブ・タイナー(Vo)、ウエイン・クレイマー(Gui)、フレッド・スミス(R Gui)、マイケル・デイヴィス(Bass)、ダニー・トンプソン(Dr)
1968年 シングル(両A面)『Borderline』『Looking at You.』A-Square レーベルからリリース。
数週間で完売し、1年で数千枚を超えるコピーをするほどの人気となる。
その夏に、MC5は米国の東海岸をツアー。
このツアーはデビュー前にもかかわらずローリングストーン誌の巻頭特集で絶賛されるほどの話題となる。
同年 エレクトラレコードと契約。
1969年 アルバム『Kick Out The Jams』で全米デビュー。
今や名盤として名高いデビュー作だが、歌詞の過激さが問題となり、大きな社会的批判を呼び起こしてしまう。
大手レコード店はこのLPの販売を拒否、あわてたエレクトラレコードは無断でレコードを改ざん、結果、ファンの非難を買い、この時点で多くのファンが離れていった。
しかも、販売を拒否した大手レコード店への批判行為がきっかけでエレクトラレコード自体の販路まで絶ってしまった事からMC5との契約は破棄されてしまう。
同年 アトランティックに移籍。
1970年『Back In The USA』発表。
プロデューサーはジョン・ランドゥー。ランドゥーは、MC5から政治色、反政府色を一掃し、このバンドを一般社会にも受け入れられるクリーンなロックンロール・バンドすることに成功した。
シンプルでタイトな佳作ではあったが、バンドから政治色と共に野性的なパワーまでも失われ、商業的には失敗する。
4人のメンバーは革命構想の挫折やアルバムの売上不振の焦燥をヘロインで紛らわすようになっていく。
1971年『High Time』発表。
秀作であるにも関わらず、Back In the USA をさらに下回る成績のため、アトランティックは契約の打ち切りを決定。
1972年 サウンドトラック『Gold』をMother Record からイギリス限定でリリースしたものの、メンバーのドラックなどが原因でバンドとして機能しなくなり、12月 解散。
1991年 ロブ・タイナー 没
1994年 フレッド・スミス 没
2002年に再結成。
再結成後は死去した二人のメンバーを除いた3人のラストネームのイシャルを取りDTK/MC5という名前で活動している。
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