転職やら何やらで、忙しかったのですっかりご無沙汰ですが、ぼちぼち始めようかなと…。

で、新ネタ「ロックTシャツの起源」なんて大それたタイトルですが、なんてことはない、ロックTシャツがプリントTシャツから定義されたのはいつぐらいなのかなあ…なんてことを考え付いて、幾分ちゃんと調べてみたわけです。

本来、ゴリゴリのロック演者たちは多分ステージでは着なかったTシャツが、違う形で価値を持ち始めたのはこんないきさつがあったんだよ、ということが面白かったんでちょい、まとめてみました。

本来、Tシャツにプリントして着るって言うのは、ヒッピーっぽいな、と思ってたらやっぱりそうで、イギリス勢がブイブイ言わしていたあの時代、唯一といっていいほどねばってがんばっていたアメリカのバンド「グレイトフル・デッド」がマーチャンダイジング的に大きく関わっていた事は、なるほど納得でした。

上手いことデッドヘッズの芸術系の一派とリンクしたんですね。
当時は、お金のないアーティストたちのカンバスとしてもTシャツは有効な道具だったんです。

たぶん、音楽業界で、音以外の部分として、ノベルティで儲かった初めてのモデルケースなんじゃないかと思います。
そりゃあ、他社がまねしないわけはない。第一Tシャツプリントなのでそんなにコストもかかりませんし…。

ここから、まねして企業ロゴを積極的に作り始めた、とも言われていますしね。

いまや、ファッションアイテムとして欠かせないTシャツですが、案外ロックもその普及の一躍を担っていた、というのも嬉しい限りなお話でした。