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クラッシュ(The Clash)はロンドン3大パンクと称され、ピストルズ・ダムドと並び、特にその政治的な歌詞や多様な音楽性から日本でも硬派なファンが多いです。

その政治的な歌詞はジョー・ストラマーとミック・ジョーンズによって書かれていますが、特にジョー・ストラマーの若くして自殺した兄が右翼(ナショナルフロント)だったことも少なからず影響があったのかもしれません。

ミック・ジョーンズの脱退については、どちらかというと解雇に近いものであり、それについては過ちであったと映画 『VIVA JOE STRUMMER 』 の中でジョー・ストラマー本人が語っており、ミック・ジョーンズと和解しています。

しかも、亡くなる一月前に行われたロンドンの消防士のストの支援ライブで解散以降はじめてふたりの共演が実現。間に合って本当によかった。

2002 年12月22日、ジョー・ストラマーは心臓発作にて死去。 享年50歳。
若いですね、持病の心臓疾患だそうです。

しかし、ドラッグやアルコールで若死にすることの多いパンクロッカーの中では、長寿とも言えるかもしれません。

ピストルズのマルコム・マクラーレンのように、クラッシュにもバーニー・ローズというマネージャーがおり、初期のクラッシュにかなり影響を与えたようですが、このバーニー・ローズ、マルコム・マクラレンの相棒として活躍していたデザイナーであり、なるほど、やり方がとても似ています。

パンクとファッションは切り離せないものですが、ピストルズのアンチファッション的なファッションに対してのスタイリッシュなカンジは上手く対比させていて、上手だなぁ、と思います。

ミック・ジョーンズの脱退でクラッシュは事実上の解散を迎えたようなものですが、もし、解散の決定打になったアルバム「Cut The Crap/カット・ザ・クラップ」のプロデュースをバーニー・ローズが手がけなければ、もしかすると少しは違う展開になってたかも・・と思ったりもしますが、時代の流れというものもあったでしょうから、なんともいえないですね。

当時のクラッシュや晩年のジョー・ストラマーの様子は映画 『パンク/ライフ・オブ・ジョー・ストラマー』 で見ることができます。
旧メンバーを含め、彼にかかわりのある多数のミュージシャン・音楽関係者がこれでもか、と出てきます。

ロンドン・コーリング ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー スペシャル・エディション [DVD]


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